蓮根パウダーは、かなり人気があります。
それは、蓮根の栄養素に秘密があったようです。
蓮根にはどんな栄養素があり、どんな効果があるのかを見てみましょう。
目次
れんこんの5つの驚異のパワー
その1 ムチン-病原菌から粘膜を守る
蓮根の栄養成分の一つであるムチンの特徴はネバネバした粘り気です。
このネバネバが粘膜に付着した病原菌をからめ取って体外に排出をしてくれ粘膜を守ってくれます。
その2 ビタミンC-抗酸化作用で老化予防
蓮根にはレモンに匹敵するくらいのビタミンCの含有量があります。
しかも蓮根のビタミンCの特徴は、一般的な熱に弱いビタミンCと違いでんぷんにガードされている強いビタミンCのため、
加熱しても栄養効果を発揮できることです。
ビタミンCは、抗酸化作用があり、老化、がん予防、生活習慣病、シミ防止に効果があります。
その3 食物繊維-腸内環境を整える
蓮根の食物繊維は不溶性で水分を吸収して膨らみ、腸の働きを活性化してくれます。
この時に、食物繊維は有害なものを体外に排出して便秘解消、肥満抑制、
腸内環境の整備、血糖値の上昇防止の働きをしてくれます。
その4 カリウム-高血圧予防
蓮根にはミネラルの一種であるカリウムも多く含み、
余計なナトリウムを体外に排出してくれる働きをしてくれます。
高血圧予防、むくみを解消に効果を発揮します。
その5 タンニン-抗酸化作用
蓮根の皮や節にはポリフェノールの一種であるタンニンも多く含んでます。
ビタミンCと同じように抗酸化作用があり、老化やがん予防に効果があります。
また、止血作用、血管を収縮させる作用、炎症を抑える作用もあります。
レンコンはこんな方におすすめ
・胃の調子がわるい ・免疫力を上げたい ・花粉症や鼻炎を軽減 ・疲労感がある
・便秘を改善 ・むくみを改善 ・ストレスが多い ・老化予防
・肌あれを改善 ・ドライアイを改善 ・乾燥肌を予防 ・生活習慣予防
ムチンは粘膜保護作用があり、鼻や口などの呼吸器の粘膜を強化することにより風邪などウイルスの侵入を防ぐ抗ウイルスとして期待され、肝臓や腎臓の機能を高める効果があるとも言われています。
また、ムチンは水分保持能力が高いことや皮膚の深いところでヒアルロン酸を増やす働きで美肌・乾燥肌改善・肌荒れ予防としても役に立ち、
肌の原料であるタンパク質の吸収を高める働きや細胞を活性化する肌の新陳代謝の働きも期待されています。
蓮根を毎日食べる習慣
蓮根を毎日、料理すると飽きてしまいますね。
そこで出たのが蓮根の粉末です。
蓮根の粉末は蓮根から水分を取っただけですので蓮根の栄養価は変わらず。
蓮根1㎏から水分を取ると約100gの粉末(パウダー)になります。

実は蓮根の粉末は料理に美味しい効果があるんです。
1 とろみ効果
まるで片栗粉のようにとろみが付きます。
スープや汁物に入れるととろみが付いて食べやすくなります。
2 つなぎ効果
山芋や長芋をハンバーグなどのつなぎとして使われるように、
レンコンはつなぎとして使うとふんわりとした柔らかい味になります。
3 減塩効果
レンコンの粉末を調理に使うと味がしっかりするので、塩をひかえめでも
料理を美味しく引き立たせてくれます。
NHK あさいちで紹介された レンコンパウダー
山年園さんの蓮根パウダーは熊本県産の原料と無添加、化学肥料不使用の蓮根パウダーなので、
離乳食やお年寄りにも安心ですね。このおじさんは蓮根パワーでこんな元気になんでしょうね。
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まとめ
れんこんの5つの驚異のパワーがありました。
- 粘膜を守るムチン
- 老化予防のビタミンC
- 腸内環境を整える食物繊維
- 高血圧予防のカリウム
- 抗酸化作用のタンニン
しかし、毎日食べると飽きるので蓮根の粉末の使い方を紹介しました。
- とろみ効果
- つなぎ効果
- 減塩効果
蓮根のパワーはやはり驚異的でしたね!
毎日の食卓に取り入れてはいかがですか。
それでは、またです!
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